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共同研究2015年度

日本の軍事戦略と東アジア社会 ―日中戦争期を中心として―

研究域  第3研究域 文化比較

研究軸  制度

 本研究は、東アジア全域にわたった日本の対外戦争が日本及び東アジア各地の政治・経済・社会・思想・文化に与えた影響を明らかにし、特に日本が展開した軍事戦略とその実行が中国社会に与えた衝撃を解明しようとするものである。言うまでもなく日中戦争は戦争自体が中国大陸で行われた。日本にとって、日中戦争は国家間の単なる軍事的な紛争に過ぎなかったが、中国側にとってみれば、それは中国の既存社会の旧秩序を全面的に破壊し、物理的・心理的に大きな傷を残すものであった。こうした観点から、本研究は、日中戦争における「非対称」的な諸側面(国家対国家、国家対民衆、民衆対民衆)を明らかにし、戦後の日中関係の原点を考察し、その分析を通じて日中間の歴史認識をめぐる和解にも貢献することを目指す。特に戦前日本の対外軍事行動の研究は、これまでアジア諸国の角度からの視点が欠落してきた。同時に、これまでの日本国内における研究蓄積も、海外において広く知られているとは言い難い。本研究は、日本と中国の対外行動、およびその背後にある国内要因を様々な角度から分析することによって、国際的な相互理解と異文化間の相互認識の深化に資するものとなろう。
(以下の研究組織は2015年10月1日現在のものです)

研究代表者 黄 自進 国際日本文化研究センター・外国人研究員
幹事 劉 建輝 国際日本文化研究センター・教授
共同研究員 相澤 淳 防衛省防衛研究所戦史研究センター・安全保障政策史研究室長
浅野 豊美 早稲田大学政治経済学部・教授
家近 亮子 敬愛大学国際学部・教授
井上 寿一 学習院大学法学部・教授
王 柯 神戸大学大学院国際文化学研究科・教授
鹿 錫俊 大東文化大学大学院アジア地域研究科・教授
加藤 聖文 国文学研究資料館・准教授
黒沢 文貴 東京女子大学現代教養学部・教授
小菅 信子 山梨学院大学法学部・教授
澁谷 由里 富山大学人文学部・教授
姜 克実 岡山大学大学院社会文化科学研究科・教授
鈴木 多聞 京都大学白眉センター・特定准教授
田嶋 信雄 成城大学法学部・教授
段 瑞聡 慶應義塾大学商学部・教授
戸部 良一 帝京大学文学部・教授
波多野 澄雄 国立公文書館 アジア歴史資料センター・センター長
服部 龍二 中央大学総合政策学部・教授
馬 暁華 大阪教育大学教育学部・准教授
松浦 正孝 立教大学法学部・教授
松重 充浩 日本大学文理学部史学科・教授
劉 傑 早稲田大学社会科学総合学術院・教授