共同研究関連の公募

外国人研究員公募要項(2018-2019 共同研究参画)

日本の京都に位置する国際日本文化研究センターは、2018年から2019年の間(日本の学年暦による)、本センターに滞在し、以下の共同研究のいずれかに参加していただく外国人研究者を2名以内、募集しております。

  1. 共同研究会の概要
  2. A.  「運動」としての大衆文化

     現在、学術的関心の対象としてあるまんが・アニメーション・音楽等のポピュラーカルチャーの多くは少なくとも'70年代の時点では「抵抗文化」(カウンターカルチャー)と呼ばれていた。しかし、web上などでの「音楽に政治を持ち込むべきではない」「いや、ロックは元々も政治的だった」という論争があったことにも呼応するかのように、現在の学術的ポピュラーカルチャー研究は「政治」的文脈、「社会」的文脈をともすれば忌避する傾向が強い。いわゆる「クールジャパン」が官製文化運動であることは自明である。大衆文化はあらゆる政治運動と常に不可分であり、同時に大衆文化そのものが無自覚な政治運動、文化運動としての輪郭を結んできた例も少なくない。

     この共同研究はまんが・アニメ等のいわゆるポピュラーカルチャーを下からの運動(抵抗文化)、上からの運動(プロパガンダ、動員)双方として、あるいはその軋轢や野合、そして、大衆文化内において「運動」として捉え直し得る潮流を掘り起こし、評価してみようと思う。恐らくそこには分野ごとに分断され、新しい領域でありながら早くも見通しが利かなくなっている「歴史のダイナミズム」が読みとれるはずである。

     大衆文化を政治や歴史から切り離して研究する愚かさから決別したい。

    ※当共同研究の詳細については、大塚英志教授までお問い合わせください。
    E-mailアドレス:eotsuka1*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください。)


    B.  音と聴覚の文化史

     合図、記録、科学、文学、連想、声、言葉、表現。音は人類の文化のなかで多様かつ無限の力を誇ってきた。自然が発し、人が発する音は荘厳にもなれば拷問にもなり快楽にも商売にも、前衛的事件にも科学にもなる。 この班は「音楽」の枠を超えて、音に関わる複合的な文化的営みを明らかにしようとする。それは音を受ける聴覚器官から発想を組み立てることでもある。聴覚はその重要性を指摘されながらも、視覚に比べて議論が限定されてきたことは否定できない。しかし昨今は根本からの転換を迫る著作が相次いでいる。

     本研究班は音と耳の文化的・歴史的な多様性を学問的な境界を越えて問い直し、今後の議論の礎石となることを期待している。対象とする音源には自然音・空想音から楽器(道具)音、機械音、電子音まで、その文脈としては日常生活から医療、メディア、録音技術、映像、劇場、展示芸術まで含め、現段階の「音故知新」をはかりたい。

    ※当共同研究の詳細については、細川周平教授までお問い合わせください。
    E-mailアドレス:hosokawa*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください。)



  3. 応募資格
    1. 上記の研究課題に関して、研究や発表の実績があること
    2. Ph.D.あるいは同等の資格を持ち、応募時点に研究機関の職を有していること
    3. 着任時において、満65歳以下であること

    ※特に若手研究者からの応募をお待ちしております。研究分野は問いません。日本研究の専門家だけでなく、多様な領域の研究者を歓迎します。
    研究会は日本語で行われるため、日本語の知識を有することが望まれます。

  4. 研究期間
  5. 研究員は2018年の4月1日から10月31日の間に来日してください。
    研究期間は来日から2019年3月31日までとし、任期の更新はありません。
    なお、研究(契約)期間開始の1~7日前に日本に入国する必要があります。

  6. 待遇
    1. 給与は給与規程に基づき経歴(経験年数)を考慮して決定され、毎月所定の日に支給されます。
    2. 赴任及び帰国に際して、旅費(エコノミークラス)が支給されます。
    3. 研究費(研究旅費を含む)が支給されます。
    4. 研究を進めるに当たり、専任教員と同様に研究室、日文研の図書館、コンピュータ等の施設・ 設備を利用することができます。
    5. 日文研主催のセミナー・講演会・フォーラム等で発表することができます。
    6. 宿泊施設(日文研ハウス)を利用することができます(有料)。
  7. 応募書類
  8. 応募書類は、下記よりダウンロードすることができます。

    PDF形式ファイルを開くにはAdobe Readerが必要です。

  9. 提出先
  10. 申請書をスキャンし、PDF形式により kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください) へお送りください。
    ※自書によるサインが末尾にあることをご確認ください。
    なお、締め切りは2017年7月31日(月)17:00(日本時間)です。期日を過ぎた申請は、受理できません。

  11. 採否
  12. 本センターの厳正な審査により選考し、2017年12月下旬(予定)にその結果を申請者に通知します。

  13. 問い合わせ先
  14. 〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
    国際日本文化研究センター研究協力課 研究支援係
    TEL:+81-75-335-2044  FAX:+81-75-335-2092
    E-mail: kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)

【国内公募】共同研究とそれを組織する客員教員の公募要項(2018年度開始)

(公募受付終了)
本公募は(2018年度開始)は、2016年10月28日をもって締め切りました。

なお次回の公募(2019年度開始)は、2017年8月頃を予定しています。

お問い合わせ先:
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
国際日本文化研究センター研究協力課 研究支援係
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
E-mail: kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)

【国外公募】共同研究とそれを組織する外国人研究員の公募要項(2019-2020)

国際日本文化研究センターでは、日本文化の広く深い研究を推進するために、さまざまな専門分野における優れた研究成果を基礎として、それらを有機的に結びつける「共同研究」方式を採っています。
本センターは、1995年度から共同研究の課題を広く公募し、優秀な研究課題の企画者をその共同研究の代表者として、外国人研究員に迎えております。

  1. 共同研究代表者の役割
  2. 研究代表者は、本センターの外国人研究員として共同研究を組織し、その推進に当たり、参加者の選定、研究計画の立案、研究会の主宰、研究成果のとりまとめ等を行います。

  3. 共同研究の構成
  4. 共同研究には、本センターの教員及び日本国内に在住する研究者並びに海外共同研究員が参加します。また、本センターの専任教員が、共同研究の代表者を補佐します。

  5. 共同研究会の開催場所
  6. 本センター内とします。

  7. 共同研究の運営経費
  8. 共同研究会開催に必要となる共同研究員の交通費・日当・宿泊費等が支給されます。なお、本経費から支給される費目は共同研究委員会で承認されたものに限ります。
    (参考)平成28年度実績:1研究班当たり165万円(※年度予算額により変動します)

  9. 応募資格
  10. 共同研究の代表者となる者の応募資格は2019年4月1日現在、満65歳以下で、外国の大学その他の外国の研究機関の研究者、又は、これと同等以上の研究能力があると所長が認めた者とします。

  11. 募集人数
  12. 当該年度につき2名以内とします。

  13. 研究期間
  14. 研究期間は、2019年4月1日から8月31日までの間に着任し、着任から1年間とします。
    なお研究(契約)期間開始の1~7日前に日本に入国する必要があります。

  15. 申請方法等
    • 応募書類
    • 応募書類は、下記よりダウンロードすることができます。

      icon_acrobat 申請書 (PDF形式ファイル)
      icon_word 申請書 (MS Word形式ファイル)
      PDF形式ファイルを開くにはAdobe Readerが必要です。

    • 申請手続
    • 申請は、所定の様式による申請書を、提出してください。
      応募の際には、共同研究の参加者を推薦してください。ただし、参加者は主として日本在住者に限ります。その中には、研究を補佐する本センター教員(所長、副所長、専任教員)を必ず1名以上含めてください。

      申請の前に当該専任教員へ連絡してください。
        研究者一覧URL:http://research.nichibun.ac.jp/ja/

    • 提出方法
    • 申請書をスキャンし、PDF形式により kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください) へお送りください。
      ※自書によるサインが末尾にあることをご確認ください。

    • 提出期日
    • 2017年10月31日(火)17:00(日本時間)までに提出してください。
      期日を過ぎた申請は、受理できません。

    • 問い合わせ先
    • 〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
      国際日本文化研究センター 研究協力課 研究支援係
      TEL:(075)335-2044
      FAX:(075)335-2092
      E-mail: kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)

  16. 選考結果
  17. 本センターの厳正な審査により選考し、2018年3月31日までにその結果を申請者に通知します。

  18. 待遇
    • 給与は給与規程に基づき経歴(経験年数)を考慮して決定され、毎月所定の日に支給されます。
    • 赴任及び帰国に際して、旅費(エコノミークラス)が支給されます。
    • 研究費(研究旅費を含む)が支給されます。
    • 研究を進めるに当たり、専任教員と同様に研究室、日文研の図書館、コンピュータ等の施設・ 設備を利用することができます。
    • 日文研主催のセミナー・講演会・フォーラム等で発表することができます。
    • 宿泊施設(日文研ハウス)を利用することができます(有料)。

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